山梨県昭和町の糖尿病内科、脳神経内科のかりべ内科クリニック

はじめまして　かりべ内科クリニック院長の苅部豊彦と申します.

病院勤務から独立して糖尿病診療専門クリニックを開院することになりました.

開院準備をすすめていくなかで「人生においてやりたいことがやりきれること」が幸せな人生なのではないか？と考えるようになりました.

糖尿病患者さまの多くは人生において制限をうけていると感じているといわれています.

同時に制限がなくなれば人生でやりたいことをすることができると感じています.

そうした制限は糖尿病合併症の進展が主な原因と考えられていますが糖尿病に対する社会的な差別や偏見であるスティグマとの関連も示唆されています.

血糖値のコントロールや体重をコントロールすることによって糖尿病合併症の進展を抑えて糖尿病患者さまの幸せな人生の実現にむけたお手伝いをさせていただきたいと思っております.

また糖尿病という病気を「糖尿病専門医」であるわたしの院長ブログを通じて社会の多くのかたに理解をしていただくことがスティグマの解消につながればこの上ない喜びです.

 

糖尿病患者さまは大腸がんにかかりやすいことがわかってきました.

大腸がんは早期に発見されて適切に治療をうければ治るがんといわれています.

そのためには自覚症状がない早期の段階で大腸カメラの検査をうけることが大切です.

わたしは「消化器内視鏡専門医」として多くの大腸内視鏡検査を経験して痛みがなく体への負担を抑えた大腸カメラ検査を習得いたしました.

糖尿病患者さまの大腸がんの早期発見や予防を大腸カメラ検査を通じて行うことは私の重大な使命であると感じております.　　

 

糖尿病患者さまに発症する認知症もご本人や介護に携わるご家族にとって生活の質にかかわる重要な合併症のひとつです.

「神経内科専門医」である副院長と協力して認知症の予防と進展を抑える糖尿病治療・認知症のケアを行っていきたいと思います.

 

かりべ内科クリニックが糖尿病患者さまに「生きる歓び」を実感していただけるクリニックとなれるよう,スタッフ一同努力し成長してまいります.
皆様に温かく見守っていただけましたら幸いです.

かりべ内科クリニック
院長　苅部 豊彦